ろじかりずむ

好きなんだから仕方ない

「ESCORT」について本気だして考えてみた

先日のLIVE TOUR「white」東京公演オーラスに参加させて頂きました。初めてのNEWSのコンサートはとても楽しくって素敵で何度「このまま時が止まればいいのに」と思ったかってくらい幸せでした。あの空間は世界中の幸せを東京の真ん中、東京ドームに詰め込んだと言っても過言じゃないと思います。今回は、そんなwhiteコンのコンレポ、と行きたいところですが、その前に熱量がMAXな今、どうしても書かなきゃいけない気がしてきたので、コンレポはまた次回以降に延期です。そんな今日の記事は

【「ESCORT」について本気だして考えてみた】*1

※以下、私の勝手な考察や憶測等が含まれますので苦手な方や曲の世界観を壊したくない方はご注意ください。また、この考察は公式とは全くもって関係ないのでご了承下さい


最初、音源で聞いた時点では、「この曲のモチーフは映画《マイ・フェア・レディ》なのかな」と思いました。

ヘプバーン主演によるミュージカル映画の大作。ロンドンの下町、夜の巷で花を売っていた少女イライザ。そこへたまたま通りかかったヘンリー・ヒギンズは、彼女の余りにもひどい訛りに対し、正しい発声と淑女としての行儀を身に付けさせると断言する…。(公式あらすじより)

お転婆で無垢で純粋で可愛らしいまだ誰のものでもない君を僕が素敵な淑女にしてあげる。だから僕に着いておいでよ、見たことのない景色を見せてあげる.......みたいな、大人の男性のイメージです。掛け合いのセリフだったり、男の言葉から見るに、この女性は《マイ・フェア・レディ》のオードリー・ヘップバーンのようだなぁ、と。粗野だけれど無垢で純粋でお転婆で、最高にチャーミングで目が離せないそんな魅力的な女の子に魅了され、彼女を一流の淑女に仕立て上げていく・・・そんなストーリーが読み取れます。

また、歌詞の「No.5 香りだけ dresscode」はおそらく、マリリン・モンローが、「何を着て寝るかと聞かれて、シャネルの5番と答えたの。本当のことだし、裸で寝ているとは言いたくなかったから」と話した、というエピソードに由来するのでは無いかと思っています。モンローのセクシーさもさることながら、知性とユーモアを持ち合わせ、ウィットに富んだ知性と艶やかさがうまく混ざった言い回しがとても秀逸でマリリン・モンローの魅力が最大限に伝わるエピソードです。君のこともそんな魅力的な淑女に僕がしてあげるからね、という風にも読み取れます。

むしろNo.1、No.2が後付けでNo.5を歌詞に入れるためにこの曲が作られた、と言っても過言じゃない気がするのです。No.1、No.2ときて3、4がなくてNo.5な理由もただこのフレーズのためだけにあるのではないでしょうか?言葉遊びの妙が流石、作家さんだなぁって感じがします。

当然このイメージを持って、コンサートに行ったので、タキシード、シルクハット、女性の足の甲にキスを落とす・・・そんな演出だろうなぁ、なんて思ってた訳なのですが、いい意味で裏切られました。

大体の大まかな流れを説明いたしますと、

・ESCORTの前の小山さんのソロ曲「ロメオ2015」が終わり小山さんが扉のセットの前に立つと扉が開かれ、ドアマンによって招かれ、小山さん扉の向こうへ→ドアマンによって扉が閉じられ、ドアマン客席に向かって挨拶→そのドアマンは実は加藤さんでESCORTのイントロが流れ始めるーーーー
・曲中、加藤さんはドアマンに扮し、ホテルの荷物を運ぶカゴや赤いトランクを使いダンス、途中荷物を運ぶカゴでJrに運ばれる
・先ほど閉めた扉の向こう側から手だけ現れ、手の主に青いバラを渡す
・最高に悪いオトコの表情をして口に人差し指を当て、ドアマン加藤さんも扉の奥へ・・・

だいたいこんな感じです。あと曲途中、No.5の時香水持ってたから、No.5の元ネタはたぶん先述したシャネルのNo.5の話でドンピシャだと思います。


 ただ、これ、《マイ・フェア・レディ》っていうよりむしろ《グランド・ブダペスト・ホテル》じゃない!?!

1932年、品格が漂うグランド・ブダペスト・ホテルを仕切る名コンシェルジュのグスタヴ・H(レイフ・ファインズ)は、究極のおもてなしを信条に大勢の顧客たちをもてなしていた。しかし、常連客のマダムD(ティルダ・スウィントン)が殺されたことでばく大な遺産争いに巻き込まれてしまう。グスタヴは信頼するベルボーイのゼロ(トニー・レヴォロリ)と一緒にホテルの威信を維持すべく、ヨーロッパ中を駆け巡り……。(公式によるあらすじ)

衣装のせいもあるのでしょうが、加藤さんがベルボーイのゼロにしか見えない。あと、最後、薔薇を渡す時に出てくる手が東京ドーム公演では男性のものだったので、完全にグスタブを慕い、ともに逃避行、まさに「ESCORT」するゼロにしか見えませんでした。

 歌詞の世界観に合わせるなら、扉から出てくる手は女性のものであるはずなのではないだろうか?女性の手では無いのは意図的か?、という疑問があったのですが、特定の女性を最高の女性に仕立て上げる、のではなく、主役になりきれないベルボーイやドアマンの物語で、お客様や慕う人に付き従う物語と考えればあの手が男性でも問題はないはずです。

しかしながら、なんと会場ごとに最後の手の性別が異なることが判明いたしました。

【ESCORT 最後薔薇を渡される手】

名古屋 女性
札幌 女性
仙台 女性(両日)
大阪 女性
       男性?(大阪のみ男女両方ともかもしれないです(日や部で分けてる?))
福岡 2部→女性
広島 男性(スタッフさん)
東京 男性(小山さん?)
(「この会場のこの回は女性だったよ!」みたいなのがあったらTwitter、コメント欄、ask等で教えて欲しいです・・!随時追加して行きます)

どういうことだ。これはいよいよ訳が分からなくなって来たぞ!??

つまり、私が見た男性の手の回は広島公演と東京公演だけで、名古屋〜福岡間は当初思い浮かべた《マイ・フェア・レディ》要素があった、ということです。

また、性別以上に謎なのが「ラストの手は小山さん」だった、という人が結構な数いるのです。いつもなら「ハイハイ、妄想お疲れ様です^^」で過ごすのですが、確かにロメオ終わりでその扉の奥に小山さんが消えたわけですし、色々な点を加味して合点がいくように思えます。

そこでラストの手の性別を元に考察してみました。

1.あの手は「女性」

歌詞の世界観そのままです。可愛くって無垢な君を魅力的にしてあげるからね。ただ、それならば渡す薔薇の色は「白」の方が世界観にそぐうのでは?

青いバラ花言葉
「夢かなう」「不可能」「奇跡」「神の祝福」
白いバラの花言葉
「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」

「奇跡」だったり「不可能」よりは、彼女の純潔性だったり、歌詞通り「私はあなたにふさわしい」白バラの方が歌詞に忠実な気がしました

2.あの手は「男性(ただし小山慶一郎ではない)」

グランド・ブダペスト・ホテル」説。加藤さん演じるドアマンが扉の向こうの男性をESCORTする。彼のトランクを運んだり、雑誌を運んだり・・歌詞の世界観とは全く異なりますが、演出にそぐうのはこの説だと思います。

3.あの手は「ロメオ」

正直大穴と思いつつも演出を見る限り、無いとは言い切れないと思います。

ロメオ、は本来二人曲で青い服の錦戸さんと赤い服の小山さんによる曲で「赤」と「青」の対比が印象的な曲でした。だから「赤」一人になっても、小山さんは「赤」と「青」の照明を使った。とはいえ「赤」と「青」のロメオから「青」部分が殆ど無くなってしまった。そんな時に現れるのが「青」のドアマン、そうまさしく「ESCORT」の加藤シゲアキさんなのです。ESCORTの小道具のトランクだったり諸々が「赤」いものが多く、「赤」と「青」の対比を印象付け、また、最後に「青いバラ」を渡すのも、「赤」と「青」の対比のことを考えれば「青」の加藤さんが「青」の薔薇を「赤」の小山さんに渡した、と考えられ「青」である理由にもなるのです。


このようにグダグダと長々と語ってしまいましたが真実は神のみぞ、いや加藤シゲアキさんのみぞ知るだから一生この答えが出ることはないでしょう。

ただ、ESCORTはとても素晴らしく凝った演出と小ネタの効いたお洒落な曲で本当に音源で聞いた時よりもっと好きになりました。映像化はよ・・・

皆様のESCORT考察も切実にお待ちしております。みんなもっと色々考察していいのよ・・!

*1:なおこのタイトルはポルノグラフィティさんと何の関係もございません(笑