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ろじかりずむ

好きなんだから仕方ない

光の海

今回のQUARTETTOのペンライトが好きだ。

誰になんと言われようと好きだ。だから褒める。いっぱい褒める。

まず形がかわいい。

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QUARTETTOーーすなわち四重奏、というタイトルにちなんでト音記号型。

ロゴからグッズにト音記号仕込んでくるかなーと思ったら、まさかのト音記号そのままだよ!

メルヘン〜!!!!!

どこ持つのって?

ここ!↓

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細い部分を持って、先端の丸い部分を握りこむと意外と持ちやすい。

ストラップもついてるから感極まってC&Rしすぎても飛んで行く心配がない。安心。

 

ここからが本題。

 

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ちょっと黒くなってるこちらの部分、 無線が受信できる。

そう、今回のペンライトは「無線制御」ペンライトなのだ。

 

「無線制御」、と聞くと嵐のDIGITALIANやJaponismの「ファンライト」や「絶好調超ライト」が思い浮かぶ人が多いだろう。

現に私も「ついにNEWSにもあのシステムが......!?」と驚いた記憶がある。

嵐のそれを思い浮かべて今回の公演が無線制御だと知るときっと「なんで単色なの?」とか「なんでウェーブが手動なの?」って疑問・不満を持った方も多いかもしれない。

そもそものシステムが違うのだ。どちらがいいとか、悪いとかではないけど私なりに簡単に説明させて欲しい。

「あーーー!ソ○ーに就職してペンライトの研究したい!!」が口癖のど底辺理系ペンライト厨の戯言なのでもし専門の方が居たらそっとページ閉じていただけると幸いです。詳しいことは正確じゃないかも。

 

嵐(DIGITALIAN/Japonism)の場合

他の人のブログ記事で大変申し訳ないのだが、まず使う前にこのような事前準備がいる。

【FUNKYやるってよ!】嵐 Japonismツアーよりペンライトが更に進化!その名も「絶好調超!!!!ライト」 | 日々あれやこれ屋

Japonismこそ、席にコードのような読み取りシールが貼られていたのだが、DIGITALIANは事前準備用に特設スペースが設けられており、そこへ並ぶので結構な列を形成していた覚えがある。

 

なぜこのような事前準備が必要なのか?

個体感知の必要があるからだ。

嵐のこのペンライトは無線制御を行うことによって本来のペンライトの色(メンバーカラー5色)以外の色を出すことが出来たり、隣の人と色を変える、ウェーブのように色を変えることができる、等の利点がある。

一個一個の個体にそれぞれ違うコード(といってもおそらく隣と交互、くらいだけど)を読み込ませることで上記のようなことが可能になる。

 

嵐はおそらくSony Music Communications FreFlow(通称:フリフラ)のシステムを利用した自動制御ペンライト。(潤くんがどこかで言述してるかな?デジのパンフが手元にないので分かり次第追加予定。

FreFlow(フリフラ)® | ソニー・ミュージックコミュニケーションズ

www.youtube.com

公式動画で見ると嵐のコンサート入ったことなくても分かりやすいかも?

www.youtube.com

あとスマイレージ(現:アンジュルム)さんのこのフリフラ公開テストの客席がわかりやすいかな!こんな感じで色が切り替わります。(っていうかこれを公式配信してるアップフロント本当に凄い。アップフロントマジですごい。)

1:32〜の赤メインのクリーム色のウェーブとかはフリフラだからこそ出来る演出です。

これがもうちょっと細かくなったのが嵐で採用されてるフリフラ。動画を見てもらうのが一番わかりやすいけどいかんせんジャニーズェ.....公式で配信してくれよ!


嵐×フリフラは2013年11月のMUSIC STATIONが初出。

番協の方々の腕についていたリストバンド型ライトがこのシステムなのですが、「高い機材だから絶対に持ち帰らないでください!」というアナウンスがあったとか。

確かに、2013年末のツアー時点で、「会場の色を合わせて点滅させる」(「LOVE」の「FUNKYダンス」)という演出はあったのだ。

開発されたばかり➕コスト的事情でフリフラ導入、までは間に合わなかったのだろう。

2014年末、満を持して採用された「ファンライト」がうちわサイズで顔写真➕サイン入りだったのは、従来のペンライトよりコストがかかることに対して、少しでもお得感を出して抵抗が少なく済むようにしたのかなぁ、と推測している。

 

ドーム規模、のアイドルになるとどうしても天井席や見切れ席、といった演者が見にくい席がアリーナより多く存在する。

だからこそ、どの席でも、どんなに遠くても「真横だけどペンライトの演出綺麗!」「上から見るのもいいかも!」と一人でも多くの人が楽しめるような客席を使った光の演出は演者として、そして作り手としての本気を感じるし、その優しさに救われる。

ジャニーズにこれを持ち込んだ潤くんは本当に凄いと思うし潤くんの作る演出がこれからも楽しみだ。

 

NEWSの場合

増田さんが去年のJaponismの東京ドーム公演2回も来たんですよ。ヲタクすら多ステはおろか入ることすら難しいのに!!にゃろ!!

2回来るってことは何かしら取り入れてくるだろう、とJaponism〜QUARTETTOの間すごく楽しみだったのですが、まさか制御ペンラとはな!!!!!嬉しすぎてちょっと腰やった。

ただ、今回のNEWSのペンライトは無線制御でこそあれど、フリフラではない。

勘違いしてる人が多いし、私も「フリフラじゃない!?」とときめいたけれど、フリフラではない。

フリフラでは無いので個体感知の事前準備が無い代わりに単色切り替えのみの簡単な無線制御だ。

付けるか、消すか、点滅させるか、の三択。

だから「なんで無線制御なのに手動でウェーブさせるんだ!!!」って言ってた人がいたけど、そもそも無線制御でその動作が「出来ない」のだから仕方ないのである。

嵐の制御ペンラが「色彩」のためであるとするなら、NEWSのそれは「明暗」のための装置である。

華やか、ってわけじゃないけど、会場を一気に暗くするのには最適。

「⚪︎⚪︎の曲の前にペンライトを手動で消してください」という指示があったとて、一体会場の何割が消すだろうか。開演前の事前説明だと公演中に忘れてしまうこともあるし、逆に公演中だとなんだか興醒めだ。そもそも、静かな曲の前に叫んだりキンブレを持ち込むような心無い目立ちたがり屋な人間が居る(NEWSに限ったことじゃないです。念のため)ような民度でそれが到底叶うとも思えない。

無線制御を利用することで、キンブレ(そもそも持ち込み禁止ですけどね!周りに居るとマジで蜂に刺されないかなと思う。)や他のペンラは仕方ないとしても、9割がたのペンラを消すことはできる。

”真っ白””真っ暗”を生み出すには最適な方法なのだ。

 

全面黒でレーザーを生かした増田さんのソロやWonder、四銃士前のアクセントダンス、とにかく格好良かった。ペンライト常灯だとあんなにレーザーが映えなかったのではないか。あの景色をあの状態で見られた私は幸せだなぁと思う。

 

また、前回ブログでも言述した加藤さんのソロは制御ペンライトだからこそできた演出だ。

貴方がそっと息を吹く。

真っ暗な客席が一瞬で星の海に変わる。
きらきらと煌めく世界の中心の貴方はうっとりするほど誰よりも輝いていて、自らがその煌めきの一部であることへの喜びは最高級の甘味よりも甘美でとろける気持ちになる。
私はこの光の一部になるために生まれてきた。

 

光が奪われた制御ペンライトが加藤さんの手により光を取り戻す。ああ、なんて美しい光景だろうか。制御ペンライトの使い方があんなに上手い人を初めて見た。今公演に関してはあの一瞬の為だけに制御ペンライトを導入したと言っても過言じゃ無いんじゃ無いかな。
アリーナで感動し、「ああ、この光をドームで見たい」と切望したのちに、入ったドーム公演はより一層心が動かされた。
ぱ、っと真っ暗のドームが一面輝き出す瞬間の胸の高鳴りをもう私は実際に感じることが出来ないのがたまらなく悲しい。

白一色の制御であることを活かし、真っ暗な世界を一面星の海にした。

フリフラじゃなくても事足りるけど、通常のペンライトでは叶わない。単純であれど制御だったからこそ為し得た演出だ。

 

白一色、なのでもし他のペンライト(美しい恋にするよ〜White)を持ってる人がいても、周りと同じタイミングで付け消しすればいい、というのも「制御ペンラってペンライト強制みたいで嫌!」とか「グッズ買う時間なかった」「友達に誘ってもらってとりあえずペンライト借りてみた」って人もそれなりの数いるのだ。嵐コン前とかよくそれで荒れる。(ペンラ如きで騒ぐならコンサート来るなよ、とは思うけどペンラ強制みたいになるのもちょっと嫌かなとも思う。)

今回のNEWSのペンライトは制御であれこそ、代替の余地があったのだ。とりあえず白ならなんとかなる!

またライト層やお金が無い中高生のティーン層にも優しいなあと感じる。ジャニーズコンサートとはこうであるべきだとも思う。

 

 白一面に染まるNEWSのコンサートが好きな私は制御ペンラであっても白を選択してきたことがただただ嬉しかった。やっぱりNEWSには白が似合う。

 

あと、動作が単純なのでフリフラに比べて値段が比較的安価である、ということが挙げられる。フリフラにするとあと500円くらい高くなるんじゃないかな?「今回のペンラ高い!」って言ってる人結構居たし、白一色にこだわるNEWSなら細かい挙動のためにフリフラにする必要はなかったのかなぁ、とも思う。

 

そもそもアリーナツアー➕ドームだしね。今回の構成的にドームありきの演出かな?って感じはするけど、アリーナ規模だとたぶん下手にフリフラ導入しても天井席、という概念がないからあんまり満足できないかも。細かく切り替わる制御ペンラは「天井席」という概念があってそもそも成り立つのだと思う。単色白切り替えならアリーナスタンド後列とかでもそれなりに「制御凄い!」って判りやすいな、という所感。

 

簡単にお互いのメリットとデメリットをまとめると、

嵐(フリフラ)

メリット

・個体感知により細かい切り替えが可能

・LEDライトを使うことで約100万色の色を出すことが可能。(本来のペンライトが出すことが可能な色以外も無線制御モードだと出せる)

・ウェーブ、交互点滅等も可能。客席利用演出に幅が出る。

デメリット

・単価が高い

・他の公演のペンライトが使えない

・事前準備が必要なので早めに会場に行く必要がある

 

NEWS(単色制御)

 メリット

・シンプル。

・個体感知が無いので事前準備が不要。スタッフ側も客側も手間が省ける。

・同じ色のペンライトなら他の公演のものも工夫すれば使用可

・フリフラよりは安価

デメリット

・付けるか消すかの単純な挙動しか出来ない。

・フリフラよりは安価だけどペンライトよりは高価なので単純な挙動な分、コストパフォーマンスが悪い印象が否めない。

 

また、無線制御を利用すること全体におけるデメリットとして「支配されることへの抵抗感」がある。

「自分の意思で付けたい」「演出の一部として機械的に操作されたくない」、という心理は極めて真っ当だし、制御ペンライトが一部において嫌悪されることの最大の原因だと思う。

だからこそ、アイドルたちが制御ペンラをあえて手動で操作する、という演出を入れるのが好きなのだ。

嵐におけるMC明けの手動色切り替え、NEWSにおける「愛言葉」後のペンラウェーブ。全自動の世界であえて手動でやる、という意味を追求すると、その想いに、愛に優しさを感じる。その温かみと、全部の人のニーズにできる限り寄り添おうとする姿がとても優しい。

 

概ねにおいて私は制御ペンライトを利用するアイドルが好きで、大きい規模の会場を使うならば、是非取り入れていってほしい、という派閥の人間だ。

是非は問われがちだし、好みは別れるが、彼らの求める光の海の一部になる事が出来るのが嬉しいし、制御ペンラだとどの席になってもその席なりの楽しみ方があるから素敵だなと感じる。

これからどんどん増えていくのかな、全グループ採用しろとは言わないけれど(向き不向きがある。アリーナやホール規模の会場だと正直不必要だと思う)いろんなグループがフリフラだったり単色制御のペンライトを各々の考えた通りに自由自在に操る未来が来たら素敵だな、とは思う。

来年以降NEWSで使って欲しいか?と問われたら一概に「YES」 と即答は出来ないけれど、彼らの作る光の演出がただただ好きなのだ。だから、制御だろうとなかろうと今年以上の素晴らしき光の海を期待して、指折次のツアーを待つ。