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ろじかりずむ

好きなんだから仕方ない

はじめて「ポルノグラフィティ」を見ました

なんとなくは知っている、知った気になっている。でも実はあんまり触れたことがない。そういうものって案外多い。でも、踏み出すきっかけが掴めないし何からどう見ればいいかわからない、だからそのまま放置してそのまま「なんとなく」ポジションに留まり続ける。
確かこれ好きな友達いたよなあ、ちょっとだけ気になるかも、みたいな。
思い返すと多すぎて、それがとてつもなく勿体無く思う。

私にとって「ポルノグラフィティ」はまさにそのポジションであった。
おたくだからアニメの主題歌になっていたのを聞いていたり、学校ですごい流行ってたり、一回興味本位でアルバムを借りてみたり、なんとなく知ってるんだけど、10年くらいずっとなんとなくの位置にいる。嵐と同期なんだっけ。ハルイチさんの顔はいつみてもかっこいいな、と思う。そういえば、高校の同級生に一度だけライブに誘われたっけ、用事があって断ったけど。

もうちょっとマイナーなバンドとかアーティストだったら、知りたい!と口に出して言える。でも正直ここまでのビックネームでヴェテランになると今更「知りたい」だの「新規ファンです!」とか言うの恥ずかしくねえ?
例えるのが難しいんだけど、好きな食べ物を聞かれて「お米が好きです!」って言ってるような恥ずかしさ?わかる?


前置きが長くなりました。
そんな変な自意識に苛まれてちょっとだけアレルギーみたいなものがあったんですけど、ある友人があまりにも楽しそうに魅力的に彼らの魅力について語る物ですから、少し頑なだった心が揺らいだのです。
「それ、ブログに書いてくださいよ!もしくは勉強会開いてください!」

こうして、ポルノグラフィティを学ぶ勉強会が開催されたのである。




主催はすごく有能な方なので会場に着くなりレジュメが配られる。やべえ。おたく舐めてた。*1

レジュメに関しましてはこちらのリンクから全文が読めますので、是非こちらを読んでから当記事を読むとわかりやすいかもしれないです。っていうかこんな記事読んでなくていいから下記ブログを読んでください。すごいぞ!
ポルノグラフィティの15周年ライブをいつまでも語り継ぎたい - 来世はペンギンになりたい


以下、ポルノグラフィティをほぼ初見した感想。脈絡がない上に対して面白くない文ですが、ご了承ください。


・照明が変態

ポルノはバンドなので、演出とかはそんなにすごくなくてただ歌とギターが上手なだけだと思っていた。ほら、よくあるじゃん、素材で勝負!みたいな。
美味しい野菜は生で食った方が美味い!みたいなのと同じで、キラキラとしたダンスや派手な特効も武器なアイドルと違って演奏だけで勝負!俺の歌を聴け!!!みたいなイメージ。

5分で覆されました。

ポルノグラフィティ、エグいぞ....」

照明だけで幾らかかっているんだろう。照明班に変態性を感じる。
なんならレーザーやライトを焚きすぎて逆光で昭仁さんが見えない。誰得だよこの演出(でも超かっこいいのだ!影すらかっこいい!やばい!ロッカー!)

また、上から見ると照明がまるで絵画のように浮かびあがる演出がある。
ライトの数エグいなと思ったらそんなことしてるなんて...?!
DVDで見て初めてわかる演出。アリーナ席だったら二度楽しいし、たとえ天井席でも照明見るの楽しいからクソ席じゃない!

スタジアム公演のモニター兼照明は今回のモーニング娘。ツアーのサイドモニターを彷彿とさせました。あれが演者の上についてんのわけわかんなすぎて変態。

増田さんと潤くん今すぐポルノのライブきてーーーー!!!

・C&Rが楽しい!

ファンが軍隊みたいに統率が取れている。なんなら「●●してーー!」とか言われなくても客席のフリが揃っている。やべえ。
いくら定番とはいえど、初めてのファンとかいるわけじゃん?でも全員踊れるし何よりやらない人がいないの。
「俺は演奏を聴きにきたんだぜフンっ!」みたいなスカしたおじさんとか「ハルイチしか〜♡」みたいな防振ガールが居ない。新鮮。
そういう人を批判するわけではないし私も自担及び推しロックオンおたくだからそういう人間の存在を認められないっていうのも苦しいもんがあるけれど、ポルノの現場では是非全力で腕振りたい!
たぶんもともとそういう気質でもあの空気感ではみんな踊っちゃうんだと思う。だって楽しいんだもん!

キンブレ振れないの物足りないなあと最初思っていたのだが、気づいたら最終的に画面の中のファンと同様に腕を振っている自分がいた。

・謎のキャラクター

宇宙人?みたいなキャラクター、毎回違うらしいけど、毎回キャラクターがいるらしい。
ウチらにおけるMR.Whiteとか王冠マークみたいなのが割とずっとグッズに台頭してくるしコンサート中も喋る。
個人的にキャラクターが出しゃばるコンサートがあまり好きでないので、「ええ....」と戸惑ったが、案外世界観にあっていたのですんなり受け入れられた(あとキューブ教官はかわいかった)
キューブ教官が故郷に帰るシーンでは思わずじーーんと来てしまった。
口が悪いのも含め鷹の爪みたいでかわいい。
一瞬だけ見せてもらった違うコンサートではステージにサイが居てびっくりした!なんだあの謎演出!

・演出がエモい

15周年スタートのコンサートと15周年締めくくりのコンサートを見せてもらったのだが、2つセットで見るのが正解だった。

まず先に行われた「ラヴ・E・メール・フロム・1999」は「まだまだまだまだ青春だーっ!」という言葉とともに15周年一発目の新曲「青春花道」で登場する。デビューして15年経ってもなお青春時代のようにがむしゃらで泥臭く行くぜ!という決意表明。
そしてラストはツアータイトルの元ともなったデビュー曲「アポロ」に載せて、アポロ11号を模したロケット(モニターの下から煙が出ている)に乗って月に向かって歌う。月の上で背中合わせ、ふたりきり。幻想的で美しい幕引き。
アポロ11号に想いを馳せた少年たちは15年後月の上に降り立った。


デビュー曲のタイトルを模し華々しい15周年のはじまり!と対照的に、「えっ15周年ツアーなの?」と驚くほどコンセプチュアルな森のようなセット、どこかNEWSのNEVERLANDを想像させるような(想像させるというだけでこういうセットであるとは限らないしあくまでアルバムから想像しうるイメージ的な話なので悪しからず。同じくらいコンセプチュアルで童話的である、という話がしたいのです)怪しい不思議なセットとそれに対応した童話ではじまる「惑ワ不ノ森」。「惑ワ不ノ森に迷い込んだ少年2人が帰ってこないのです。生きていれば確か今年で....40歳」


惑ワ不ノ森に迷い込んだ観客が最初に出会うのは「アポロ」。40歳を迎えるポルノグラフィティがニヤリと笑って歓迎してくれる。
彼らの始まりで物語の始まりでもある。そして、月の上に降り立った彼らの続きの物語。

冒頭にはじまった童話の少年が懸命に走る。惑ワ不ノ森を抜けようと。光が見える。光に向かって懸命に走る。光の射す方へ、惑わず、たくさん惑った末に見つけた光を信じて。
ついに森を抜ける。光に包まれる。
光の先には観客の姿。
「惑ワ不ノ森を抜けた先にいたのは、君なんです!」
昭仁さんが叫ぶ。観客がドッと湧く。
そして流れ始める青春花道のイントロ。

ヘリコプターでハワイのライブ会場に降り立った嵐がヘリコプターで帰る絵で15周年のライブを締めくくったように、「青春花道」ではじまった15周年は「青春花道」で締めくくられるのだ。
オープニングとエンディングは美しく繋がって一つの輪になる。


え、エモい!!語彙がなくて伝わらなくてごめんなさい!!!!!!!よくわかんねえけどすげえって人はとりあえず円盤を見てクレーー!!それが1番早いと思うんだわ!!!!

・顔が可愛い
ジャニオタだからすぐに顔が可愛い話をする。どうも!顔ファンです!
ハルイチさんを見ているとずっと「顔が可愛い」と言ってしまう。顔以外もかわいい。ふにゃふにゃとした喋り方やωのような口、へらへらした笑顔、演奏している時の真剣な顔、うーーん結局顔がかわいい。顔が可愛いのは正義だ。
演奏や歌がいいのは勿論として顔の話をしてしまう。
2人ともとても肌が綺麗だ。ぴかぴかつるつるで羨ましい。どんな美容液を使っているのだろう。
シワひとつない。40なのに。30代前半って言われても、いやギリ20代でも信じられる。

とりあえず自担には美肌とシワ防止のためにこれ以上痩せないようにしてもらおうと思った。

・せかいにたったふたりきり

※こういう話をするとファンの方は複雑かもしれないのでタイトルで不穏に感じた方はこの項を飛ばしてください

ポルノグラフィティバンドでありながらメンバーは岡野昭仁新藤晴一の2人だけだ。
色々あって2人なのもあるが、15年間ずっと共に支え合って走り続けてきた2人が2人っきりで背中合わせで歌い、向かい合ってギターを弾く。ベタベタするわけではない。仲良し芸とかもしない。でもそこには絶対なる信頼があって他の誰にも壊せない空気感が存在する、そうまるでシンメトリーのように。
今シンメ厨にオススメしたいポルノグラフィティ


・暖かい「愛」と「愛」の関係性

NEWS(主に手越さん)はコンサートのことを「デート」と呼び、そしてその空間はまさにデートに相応しい甘々な愛され空間です。
愛するより愛されたい!な私には凄く居心地が良くて、55000人の「君」を愛してくれるNEWSにそれを返すように「恋」をしているのがすごく楽しい。
だから、てごちゃんのささやかなお願いも彼氏からのおねだりだと思えば可愛いし、ぶっちゃけ他担の為にネタバレ解禁すんのバカらしくねえ!?と最近の界隈を見て思っております。だって他担ってにゅーすの彼女じゃないじゃんねえ?笑

MCレポはがんがん流れてますしセトリも演出も検索すれば出てきますしおすし...「ネタバレしないウチら偉い」みたいな風潮にも反吐が出ますが、ネタバレ禁に対してとやかく言う外野も人のセックスを笑うなっていうかこっちは幸せなんだから他人の性癖に口出しすんなっていうか、うん、話が逸れましたね、すいません。

ポルノグラフィティのライブもまさに「デート」のような空間です。
「愛してるよ♡」とか「子猫ちゃん♡」とか言わないけど、愛と愛を交換し合うようなそんな暖かさを感じました。
ファンはポルノのこと大好きだし、ポルノもファンのこと大好きなんだよねえ!!
ポルノはなんとアリトロがある(!)のですが、バンドなのにアリトロで移動してまでファンの近くに行こうっていう心意気がやばいし、すごくファンの顔を幸せそうに見ている。
ライブDVDにもすごくファンの顔が映る。全員が幸せそうで楽しそう。

惑ワ不〜の最後の演出で「楽しそうなみんなの顔を記録したいからカメラで撮る!」と言ってカメラを持ってアリトロに乗り始めた時には驚いた。ええ、、どんだけ好きなの....

また、ラストに生声で挨拶をする時、横浜スタジアムは大変広い会場なので、バクステから二回(スタンドに向かってとバクステ寄りアリーナに向かって)、センステから一回(センステよりアリーナ及び全体に向かって)、計3回も叫ぶ。ライブを2時間やってへとへとなはずなのに全体力を使って、声が出なくなってもなお叫ぶ。もともと声が大きくない方のハルイチさんも最後には声を枯らしながら叫ぶ。
嬉しくなっちゃうなあ。生声って時点で嬉しいのに、こんなに何回も、全員に届くように。

ファンだってすごい。前述したように振り付けは軍隊並みに揃うし、いきなりサプライズで叫べと言われても声が揃う。ウェーブも大きな会場でも揃う。
言われたことは絶対守る。
ポルノもネタバレ禁現場なのだが、セトリはもちろん「ライブ決定!」や「新曲解禁!」なんて思わず誰かに言い回ってしまいたくなるような新情報も全員がオーラスまで絶対に黙っている。
ファンクラブ限定の情報や、これは2人があまり他には知られて欲しくないんだろうなあという情報も黙っている。
ハルイチさんの結婚した時のお手紙を見せてもらったのだが、この内容はネットを検索しても出てこなかった。
ネットニュースや週刊誌が真っ先に騒ぎそうなネタだ。ヤフーオークションで高値で売り買いされてもおかしくないし、ログのようなものが永遠にインターネットの海に浮かび続けててもおかしくないような話なのにこの人たちは黙っている。

個人的にポルノのライブは「君」と呼んでくれるから好きだ。お客さんではない、みんなでもない。「君」。一対一の愛で、「君」がいるから「僕」は頑張れるし、同時に私も「君」と呼んでくれる「あなた」がいるから幸せだ。

愛と呼ばずしてなんと呼ぼう。


長々と書いた上に何も伝わらない文章ですいません。あの空気感を現場で体感したいな、と思いました。

触れることに躊躇していたポルノグラフィティがこんなに素晴らしいなんて私は人生を損してきた。こうして見る機会を作ってくださった綴さんに感謝しています。ありがとうございました。

*1:なお、昨年のエントリーのシゲ担遠足のしおりを作ってくれたのもこの方である