ろじかりずむ

好きなんだから仕方ない

頭の中のメロディーが鳴り止まない!~「新世界ロマンスオーケストラ」感想~

ゴールデン旦那が大阪で浮気するからこっちも堂々と浮気してやるウィーク*1最終日は、6股クズバンドマンとアバンチュールでした♡えへへ

 

というわけで、ご縁がありまして、脚本演出・根本宗子/主演・上田竜也「新世界ロマンスオーケストラ」を鑑賞して参りました。

 

もうね、天才!!!!!なんで!!!こんな脚本書けるの!????????

上田くんはじめとした役者の皆様もみんな振り切ってて見ていて大満足の二時間でした。

あと上田くんがめっちゃ脚細いしダンスが綺麗だった・・・・ずっと脚見てました♡裸足だったよ♡(たぶん)

 

っていうか根本宗子演出作品の劇中歌が大森靖子作詞作曲でそのギターが9mm Parabellum Bullet /滝さん、ベースがマイファスのノブさん、ドラムが時雨のピ様ってもう今一番嫉妬してるジャニーズ・上田竜也ですからね、ほんと。でも凄く合ってたのがまた悔しい・・・・:・もっと見たい・・・・このメンツで音楽番組に出て欲しい。。。。。。

 

ねもしゅー食わず嫌いとか、ネット上の勝手な噂で行かないって決めてる層、絶対後悔します。断言する。・・・という気持ちを込めて感想エントリを書きました。あとこの気持ちを1人で抱えこむの辛いので共有させて下さい!コンサート以上にネタバレ現金だろうしもうブログでしかこの話はしません。

 

 

これから観に行く人へ!

 

・「清竜人25」というアイドルグループの概要を知っていると面白いかもしれません。

 

「新世界ロマンスオーケストラ」の開演30分前程度から劇場で流れているなにやらきゃぴきゃぴとしたアイドルボイスと時折混ざる男性の声のハイテンションな曲。

そう、「清竜人25」である。

 

あ、断じてネタバレではないですよ。なぜなら本筋には全く関係ないからだ。

ただ、開演前に客席でかかっている曲はどういう意図なのだろう?というのが気になる人は、「清竜人25」、この単語と一夫多妻制ってところだけでもうっすら頭に入れておくと「ああ!!なるほど!!!ただのBGMじゃないんだ!」ってほくそ笑むことが出来るはず。小ネタの一つです。知るも知らぬもあなた次第。別に知らなくたって普通に楽しい作品です。

 

私もそこまで熱心に応援してるわけではないのですが友人に向けて「清竜人25」について、簡単にまとめた説明があるのでここにも載せておきます。

「ねもしゅーに靖子ちゃんだぞ?清竜人を知らないでいくわけねーだろ」って貴方や「そんなものに興味ありません!自担のかわいい顔だけ拝むために生きてます!」「事前情報は何も知らないで行きたい!」って貴方はスルーして下さい。

 

♡3分でわかる✩清竜人25ってなあに?♡

清竜人25(きよしりゅうじんとぇんてぃーふぁいぶ)とは?


シンガーソングライターの清竜人とその夫人たち(という設定)による一夫多妻制のアイドルユニット。メンバー全員が「清」姓を名乗る(Wikipediaより)


実際に結婚しているわけではないけど、「結婚しているという設定」なので、アイドルがヒゲのお兄さん(竜人くん)とイチャイチャする異様なグループ♡
推しの彼氏発覚♡とかそういう事変じゃねえ!ヒゲといちゃつく推し!!わお!
でも不思議!とっても多幸感に溢れてるの!
ちなみに25は嫁の人数ではなく、清竜人が25歳の時に始まったプロジェクトだから25なのです。

夫人たちがかわいい(竜人くんといちゃいちゃするのもかわいいし他の夫人に嫉妬するのもかわいい)し、何より清竜人むかつくくらい歌がうまいし「バズる」コンテンツを考えるのが上手い。

 

 

メンバー
・旦那様♡:清竜人
第1夫人:清 咲乃
第3夫人:清 亜美
第4夫人:清 美咲
第6夫人:清 可恩
第7夫人:清 優華

別にメンバーを覚えなくてもセカロマは見れるけど清竜人くんと5人の妻がいるってところだけは覚えてね!
余力があったら個々のTwitterなんかを見よう!かわいいぞ!(セカロマとは全くry)私はゆうかちゃんが好きです♡

追記:6人だと思ってたら第2夫人が辞めてたよごめんちゃいまりあ!(5が懐妊して7が増えたのは覚えてた)
ここに関する考察云々はネタバレになるかもしれないので割愛


セカロマの会場でかかってる曲だよ!

・1曲め:Will♡You♡Merry♡Me?

www.youtube.com

うぃる♡ゆ♡めり♡み♡

デビュー曲であり、とりあえず清竜人25とは?って人はこれ聴いて下さい。

結婚おめでとう♡

 


・2曲め:Mr.PLAYBOY...♡

www.youtube.com

Yo!Yo!スケベ!スケベ!電光石火のスケベ!スケベ!


・3曲め:ABCじゃグッと来ない!!

www.youtube.com

サビがほぼ夫人なのでメロディー的にも一番アイドルっぽい。

これ以降失念。4曲め以降も覚えてたり聞き取れた方いらっしゃいましたら教えてください!「ハードボイルドに愛してやるぜ♡」もかかってた気がするけど自信がありません。

 

 

もっとくわしく!

HP見てね!

www.kiyoshiryujin.com

 

・映画ネタが出てきますが未鑑賞でも大丈夫。

 

舞台見た人が、みんなこぞって「○○を見ろ!(ネタバレなので伏せてます)」っていうけど、見てなくても大丈夫。

映画を見てないから元ネタが分からなくて結末が分からない、、なんてそんなクソ脚本(笑)根本宗子が書くとお思い???

でも見たくなること間違いなし&見た人は30倍くらい楽しめる。

私は終始映画とセカロマでシンクロしててめちゃくちゃ楽しかったです。なんなら終演後サントラポチった。

 

2回セカロマ見る人は1回目セカロマ→映画→2回目がいいかも。

 

伏せまくったけどtwitterなんかでみんなべらべらタイトル挙げてるので気になる人はググってください。

 

・ここから下の文章にはネタバレが含まれます。なので、携帯の電源はOFF!鑑賞後またお会いしましょう!

 

 

 

さて、前置きが長くなりました。

ここから先はがんがんネタバレを含みまくった感想ログですのでまだ一回も見てなくてこれから観に行く予定がある人は絶対に読まないで下さい。

 

一回しか見てない&この先観に行く予定もない私のポンコツ記憶力なのでせりふや演出等はすべてニュアンスでふわふわ話します。あんまり参考にしないでね!

 

 

 

「新世界ロマンスオーケストラ」5/7 ソワレ

 

根本宗子作品は2月の「皆、シンデレラがやりたい。」以来2回目。

前回味わったクソ後味悪い(予想は出来ていたのだけれど)結末から、今回も中国人姉妹は脇役に見せかけて最後の肝を握っているのだろう、という偏見を持って鑑賞(笑)

lgc-24.hatenadiary.jp

 

 

端的に言うと「ゲスの極み♡清竜人25」であり「ハッピーエンドのLA・LA・LAND」であり、「光の根本宗子」という感じだ。

 

見てないけどブログだけ読みに来た人に向けて簡単に説明。

 

メジャーデビューを目前に控える人気バンド、「新世界ロマンスオーケストラ」略してセカロマのボーカルの拓翔はとんでもない遊び人。本命の彼女がいるにも関わらず、2股どころか6股交際をしていた。

ある日メジャーデビュー曲の打ち合わせで「ただのラブソングだ」とバンドメンバーから非難を浴びてしまう拓翔。頭を悩ませた結果、拓翔は本命である玲奈に別れを告げる。しかし、このことが彼の人生を大きく左右することになる……。(公式HPより)

 

 

 

本命彼女・玲奈を追い出した後に呼び出すのは「Aメロの女・志保」「Bメロの女・そら」「サビの女・美海」「間奏の女・ランラン&ファンファン」、そして「イントロの男・谷澤」。玲奈以外の5人の彼女とバンドメンバー。この男、6股である。

 

5人の彼女(本当は6人が良かった、とタクトは言うが)とのデートは代わりばんこ、一週間7日の内6日は日替わりでデートして日曜休み!まあ、なんてクズ!

 

タイプの違う女たち全員と喧嘩したり怒鳴ってみたり、どうしようもないクズ男の拓翔。そんな彼には実は秘密があった。

それは「強く感情が動いたとき(主に女を抱いている時)だけ頭にメロディーが思い浮かび、それを繋げて曲を作っている」ということ。

 

彼は本当に好きな玲奈と一緒に居るときだけはメロディーが流れず、苦悩の末、バンドマンとしての自分を守るために愛(玲奈)を捨てることを選んだのであったーーーー。

 

その姿はまるで「みんなのアイドルでいるためにプライベートを捨てたアイドル」のようーーーって、いやいや騙されねーぞ!綺麗事みたいな理由つけやがって!

 

根本宗子作品にはクズしか出てこないとよく言いますが、タクトは「クズそうに見えてピュアでイイ奴♡」と女たちにも観客に思い込ませるところが本当にクズ!こんなんだからコイツ付けあがるんだぞ!??すぐキレるわ暴力的だわいつだって自分を正当化するわ(毎回どの女も許してくれるから反省しないし)救いようがねーぞ!????????別れて正解!!!!!!!!!!!!!!!!!!!って叫びたくなるくらいにはまあ印象が悪い(笑)

 

皆シンのりっくんもだけどなんでこんなにも「男」の描き方がクズなんだろう。それがまた面白い。

 

さて、そんなタクトくん、曲作りも兼ねた週5デート(全部違う女)で毎回「LA・LA・LAND」を観に行く。

最初は渋々、3日目あたりからノリノリ、5日目には夢中、6日目にはついにバンドメンバー柳澤ともララランド!LA LA LANDメインテーマに合わせて、カラフルなドレスを身にまとい6者6様にタクトと共に踊り出す。

そう、まるであの映画の恋人同士のように映画デートに行って、ほほえみ合って、世界にたった二人きり!といった風に。衣装100回チェンジの代わりに変わるのは女たち。

セカロマはラブシーンの暗喩としてダンスが多用される作品であるがこの6連戦が鮮やかであった。

女達、そして谷澤の幸せそうな顔。それにつられて笑顔になるタクト。彼女たちはきっと自らをエマ・ストーンに重ねてうっとりしていたに違いない。

 

だから、すべてを知っている観客の私はそれが哀しくて哀しくてつらくてたまらなく泣きたい気持ちになった。

彼女たちはエマ・ストーンのように美しいけれど、物語同様に「タクトと別の道を歩むことになる」ことが分かってしまったから。

 

5人、そして谷澤は確かにとてもクセが強いキャラクターである。面倒くさいし付き合いたくないな、とも思う。

けれど、ざまあみろ!なんて思うにはあまりにチャーミングで、タクトみたいなクズ男にひっかからなくてよかったじゃないかと切り捨てるにはあまりにも幸せそうだったのだ。

 

「2番目でイイ」なんていい女ぶっていた志保だって、タクトのことを利用していると言っていた美海だって、付き合いたくないと泣いていたそらだって、別にタクトと恋仲だったわけではないランランファンファンだって、バンドメンバーとして健気にタクトを支え続けた(そしてヘテロ思考であったタクトにその思いはぐちゃぐちゃに汚されてもなお一心にタクトだけを愛し続けた)谷澤だってみんなみんな一番の笑顔だったのだ。舞台上で、世界中で一番美しかったのだ。

 

同時にタクトだって「全員が一番(玲奈を除く)」であった。

掛け持ちおたくやDDが「推しの優先順位なんか決められないよ」というのと、同様に清竜人には5人の妻が居るのと同様に。

 

タクトは「愛」を捨てた代わりに、利用していたとはいえ曲を生み出させてくれる存在であった6人をメンバーであり自らの一部のように思っていたのではないだろうか。

その証拠にあのシーンで6人には明確なメンバーカラーが当て降られた。

Aメロの女すなわち第一夫人・志保(緑)といったように、仕事仲間であり恋人であり、「タクトと5人の彼女たち」は「清竜人と5人の夫人たち」という構図とそぐう。

だから7人でデビューする?の言葉に吐きそうになった。ずるい。

 

ここで、谷澤を入れて第6夫人とするか?という疑問が生じる。

私は、谷澤を含めず「5人」で清竜人と合わせてきたと推測。だって、谷澤はバンドメンバーで、彼女より上の存在だもん。谷澤は恋人になれないことを嘆き悲しみ命を落としたが、恋人なんかにならなくたって最初から「メンバー」だったのだ。そこのすれ違いこそがこの舞台の切なさを助長する。

辟易するくらいヘテロ的な台詞が多く、「このご時世に大丈夫かよ」なんてひやひやさせられる台詞も展開も多かった。

しかし、嫉妬深くて女々しくて少し短気ではあったけれど、タクトのことを一心に支え、想い、彼のためだったらバンドの楽器すべて担当するなんてそんな想いの強さを、努力を、演奏の腕を、確かにタクトは一番に見ていたのだと思う。口が悪く思考回路が単純なタクトはそれを伝える言葉を持っていなかったし、そこについて谷澤が知る前に起きてしまった哀しき事件(まあ谷澤が引き起こしたんですけどね)が2人を引き裂いたけれど、タクトの言葉で谷澤は成仏することが出来た。

谷澤はただの哀しいピエロでも狂言回しでもなかったのだ。

(脱線するが、お譲り頂いたお席が通路前ドセンだったんだけど、客席降りで谷澤の宮崎吐夢さんが目の前で振り向いて超びっくりした.....!ほんと目の前15cmくらいの距離でお芝居に圧巻された。貴重な体験!カゴの中身はコーラと「ちびまる子ちゃん」3冊。
三途の川のシーンは喋ってなくてもずっと吐夢さん見ちゃった。成仏した後上手?(右手の方)通路でずっと寝てんのすごいシュールだったw他の客からは見えない位置なのに微動だにしないのプロだなあ!)

 

 

ピンク・美海はガンガン下着を見せまくっていたのに対して(白いドロワーズだった)、緑・志保や紫・そらはどんなにきわどい動きをせど、絶対に下着を見ることは叶わなかった。何の話をしてるのかって?そういうキャラ付けもきわめてアイドル的であr、、、、脚ばかり見ててごめんなさい。

 

アイドル的、という話をしたところで貴方の推しは誰ですか???と問いかけたい。

 

 

私は付き合うなら志保!推すなら美海!!!!!!!

 

元マネージャーで、タクトの浮気性にも仕事の大変さにも理解があって、許容してみせる「いい女」志保。

玲奈と喧嘩してむしゃくしゃしているところや曲が書けなくて行き詰まるところに呼び出される「都合の」いい女。

「二番目でもイイ」「タクトが大変なのは私が一番理解している」

 

「何でも出来ます」「ポーカーフェイスですが何か」「サバサバしてるの」みたいな顔しといて、実は凄くわかりやすい。

一番目に呼び出されたときのとろけるような表情、ダンスシーンの嬉しさを隠しきれない微笑み、タクトの仕事場でのゴキゲンさ、「わかってる。貴方のことは何でも分かる」なんて言いながら他の女よりリードできることに密かに安堵したり、「二番目」でもいいと食い下がることで絶対にタクトから離れないという密やかな野心。

「二番目でイイ」と言いながらタクトの遺影を持つのだって、実はそらや美海より独占欲が強いのではないだろうか。

 

人間的で不器用で愛おしい。

ほんとなんでタクトなんかと付き合ってるんだ選手権堂々の優勝!!!!!!志保さんと付き合って幸せにしたげたい!!!!!!!!!!と願うのに、志保さんはタクトが好きなんだからめちゃくちゃ切ない。

好きすぎてすっかり釘付けになってしまった。

 

 

「私今嫉妬してる!」「嫉妬が私をかわいくする!!!!!」

志保とは対照的に言論が激しくわがまま自由気まま不思議ちゃんキャラの美海

タクトが他の女と付き合っていると知った上で付き合っている、「敵がいる方が燃える」という強烈な野心の持ち主でもちろん自分が一番かわいいと信じて疑わない。

タクトと付き合っているのは「他の女にデレるタクトを見て嫉妬するため」「嫉妬することでもっとかわいくあろうと努力することによってアイドルとしてのキャリアをあげるため」「かわいいわたしがもっとかわいくなるため」

 

最高すぎない??????????????しかもピンクだった。好きしかなかった。

自分に自信があるアイドルという性癖センサーがまたビンビンに作動してうるさかった。セカロマ世界が現実だったら確実に美海推しだし、タクトとお揃いのハッピ買ってた。推し被りは殺す♡っていうかみみちゅあんに手出すのおたくとして許さねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タクトと撮られたことによって清純派アイドルだった美海がヤリマンキャラに天候下の本当に美海推しとしては自害案件、お前を殺して私も死ぬ案件過ぎるから美海とタクトが実在しなくて良かった。

 

 

タクトは自らを許容してくれて音楽を生み出させてくれる6人ではなくて、いつだって自らに向き合って時に叱ってくれる玲奈を選ぶ。

たとえ玲奈といて生まれる音楽がaiko的であったとしても、平和ぼけして脳みそが溶けそうなくらい幸せになって仕事が手に付かなくても。

 

「タクトは逃げてるだけだよ!」「でもそんなタクトといたい」「タクトが好きなの。びびっと来たの。運命なの」「電流が走ったようにこの人しかいないと思ったの」「運命だからなんだって許せる」「私はタクトの隣で笑っていたい」

 

愛から逃げるタクトにまっすぐな愛で向き合う玲奈。

そして玲奈に向き合ったタクト。

2人は手を取って踊り出す。

 

6人とのダンスシーンと同様?いいえ、これはまぎれもなくハッピーエンドだ。別れの暗喩ではない。

その証拠にタクトから手を差し伸べて、今度は最初から全開の笑顔で踊っているのだから。

「LA LA LAND」の2人はそれぞれの夢のために別の道を歩き始めた

「新世界ロマンスオーケストラ」は障害を乗り越えて夢を掴んだタクトと玲奈による幸せなララランド新訳だ。

「春だからデートに行こう!」「映画デート!」「プロジェクターでいいじゃん」と映画デートを拒否した世界線での2人は結ばれなかったが、ララランドと同様に映画デートに繰り出すことを決意した2人は幸せな結末を迎えたのだった。(映画デートってところがまたずるいんですよ!セブとミアだって春は映画デートだったじゃないですか)

 

時事ネタというのもあるがきっと根本宗子はみんなが思っている以上に「LA LA LAND」が好きで、「LA LA LAND」に夢を抱いた人間の一人なのだろう。

だから、この映画をふんだんに盛り込んだ舞台のエンディングは微笑み合って踊る二人が結ばれたのだ。

その構図はとても美しくて緻密に計算されていて、でも夢とか希望とかなんか照れくさい感情みたいなものも見栄透けて私は彼女のことがより好きになった。

 

「根本宗子は性格が悪い」「胸糞脚本」「登場人物みんなクズ」みたいな言われ方をしているのをネットでよく散見する。

それが理由で今回の舞台を見送った上田さんのファンの知り合いもいる。

「皆、シンデレラがやりたい」を見たときそう言われる理由も少し分かった気がした(でもそんなの覆るくらいに面白かったのも事実だ)

でもね、それがすごくもったいないと感じるくらいにはまばゆかった。

こんな幸せな話書けるんだ、って胸が熱くなった。

中国人姉妹2人をずっと疑っていてごめんね、最高にチャーミングだった。裏なんかなかった。

カーテンコールの客席のスタンディングオーベーションは間違えなく本物だ。

 

 

*1:前エントリ参照